ご存知でしたか?カナダにある約30市が日本の市と姉妹都市だという事を!
バンクーバー市は、横浜市と姉妹都市だそうです。
和歌山県出身の私はバンクーバーに来るまで、リッチモンド市と和歌山市が姉妹都市だという事は全く知りませんでした。
日本では和歌山県は全く有名でもなく、何処に位置するかもあまり知られていません。
和歌山に住む人々も和歌山県が有名になりたいとか思っていないように思います。マイペースと言うか、のんびり暮らせたらいいと。関西の端っこで良いと。(笑)
そんなほとんど目立たない和歌山県が、大好きな番組「月曜から夜更かし」で注目されていました!!
え?和歌山県??
と思って見入ってしまし面白かったので、私も知らなかった和歌山県についてまとめました。
目次
和歌山県について
ざじずぜぞが苦手
月曜か夜更かしでも紹介されていましたが、「ざじずぜぞが苦手」なのは本当です。
ざじずぜぞが苦手な人は、
ざ じ ず ぜ ぞ
を
だ ぢ づ で ど
と言ってしまうようです。
信じられないと思いますが、本当の話です。(笑)
しかし、和歌山の人でもほとんどの人は苦手ではなく、ざ じ ず ぜ ぞは言えます。
人によると思いますが、私が知っているのは友人の一人がざ じ ず ぜ ぞが苦手でした。
中学時代の保健体育のテストを先生が皆に返す時に、
「だいじょうぜんてん(台上前転)は、だいじょうでんてんではないよ!!」
とクラスの皆の前で説明していました。
どうしていちいち説明するのかな?と思っていたら、幼なじみが
だいじょうでんてん
とテストの答案用紙に書いてしまっていました。(笑)
私と友人は、家族ぐるみで仲が良かったのですが友人の家族も全員、ざ じ ず ぜ ぞが苦手でした。
その時に初めて、和歌山県の人はざ じ ず ぜ ぞが苦手と言う事を知りました。それまでは、友人だけが言えないのかと思っていました。
和歌山弁だという事に気付いていない?!
和歌山の人は、自分たちが話している言葉が和歌山弁だという事に気付いている人は少ないと思います。
私も自分が話している言葉は、大阪弁と同じと思いこんでいましたが、大阪の専門学校に通い始めて自分が話す言葉が時々通じない事に驚いたのを覚えています。
衝撃でした!!
その時に初めて和歌山弁があるという事を知りました。(笑)
専門学校時代に通じなかった和歌山弁は、
~しかいい
でした。二つの物を比べてどっちがいいか?と言う質問に対して和歌山の人は、
「こっちの方がいい」と言うのを、
「こちしかいい」と言います。
方言が強くなると、
「こっちしかえーわ」となります。
専門学校では意味が通じず、「しかの使い方間違ってる!」と注意されましたが、和歌山では使い方はあってます。(笑)
他にも「~らー」をよく使う和歌山の人は、
「帰ろう」は、
「帰ろらー」
「行こうよ」は、
「行こらー」
「~しよう」は、
「~しよらー」
「~してあげる」は、
「~しちゃら―」や
「やっちゃる」
そして、地域にもよりますが和歌山では「自分」の事を「あが」や「われ」と言う人もいます。
私の母親は、「あが」を使っています。
私が何か頼んだら、
「あがでせー!!」(自分でしろ!)といつも言われます。
和歌山の人でなければ意味分かりませんよね?(笑)
まだまだあります!
「すごい!」を
「どえらい!」
と言いますし、
和歌山の人は、
「今日は、~した。」を
「今日はは、~した。」
と言う人もいます。「は」が一つ多いですよね??
これも私のまた違う友人は、小学校の宿題で日記に書いてしまい先生に注意されていました。(笑)
一度和歌山弁だという事を知ると、めちゃくちゃ面白いですよね!!
猫の駅長発祥の地
赤字経営を回避するために廃止予定だった貴志川線を救った猫の駅長で有名な「たま」
猫の駅長たまがもたらした経済効果は、億単位!!
凄くないですか?
最近では、海外から駅長たまを見に貴志川駅を訪れる人々で賑わっています。
パンダがいる
実は、和歌山県にある「白浜アドベンチャーワールド」でパンダを見ることが出来ます!!
パンダは、東京の上野動物園だけではありません!
2018年にパンダの赤ちゃんが生まれています。
他にもイルカショーや、車に乗って動物を間近で見ることが出来るサファリ―パークもあり、1日中楽しむ事が出来ます!
和歌山ラーメン
テレビチャンピオンで1位になったこともある、こってり豚骨醤油のラーメン「井出商店」はチャンピオンになる前から和歌山では人気でした!!
和歌山ではラーメンを中華そばと言い、お店のテーブルには必ずゆで卵と鯖の押し寿司が置いてあり、セルフサービスです。
支払いの際に、いくつ食べたかをお店の方に自己報告して支払います。
スポンサーリンク
「月曜から夜更かし」で知った和歌山県
約80%が山で交通アクセスが悪い
和歌山県の約80%が山や森で、鉄道や道路なの開発が困難です。開発が可能なのは、太平洋に面している海岸沿いだけのとなるため、他県からの交通のアクセスが悪いそうです。
新幹線がない
高速道路が充実していない
交通アクセスは海岸沿いのみ
和歌山のほとんどが山だという事は知っていましたが、そのため交通のアクセスが悪いということは知りませんでした。
確かに、以前は高速道路がなく観光地である南紀白浜や新宮方面へは国道を使っていました。和歌山市からでも車の所要時間は約2~3時間ほどかかっていました。
熊野古道が世界遺産に登録されたこともあり、やっと和歌山にも高速道路が延長されたので交通アクセスが少しましになりました。1車線しかありませんが・・・(笑)
鈴木発祥の地
全国で第2位に多い名前の姓である「鈴木」の発祥の地が、和歌山だそうです。
知りませんでした。
和歌山県海南市にある「藤代神社」には、鈴木発祥の地「鈴木屋敷」があるそうです。
全国から鈴木さんがこちらに訪れるどうですが、野球で有名な鈴木イチローさんの関係者や自動車でご存知、スズキ自動車の会長さんも訪れたことがあるそうです。
学力ランキング最下位
和歌山県の子供は、勉強しないそうです。(笑)
2014年学力ランキングで和歌山は、最下位だったそうです。そして、長時間ゲームプレイ率では、中学生が全国1位、小学生が全国5位だそうです。
更に、長時間ネット利用率では、中学生が全国3位、小学生が全国6位だそうです。
この結果には驚きましたが、確かに私も全く勉強しませんでした・・・
母親には宿題や忘れ物は厳しく言われましたが、「勉強をしなさい!」とは一度も言われて事はありません。
勉強を一切せず、スポーツや遊び、ゲームなどをしていた記憶があります。
最後に
いかがでしたか?和歌山県についてご紹介しました。交通アクセスが不便ですが、実は和歌山県には見どころが沢山あります!まだ和歌山県を訪れたことがないという方は、ぜひ観光をお楽しみ下さい!!
▼合わせて読みたい関連記事