和歌山県の猫の駅長たまがもたらした経済効果がすごかった!

私は和歌山県の和歌山市の出身ですが、今は実家が和歌山県の紀の川市貴志川町に引っ越しました。和歌山市自体そこまで都会ではないですが、貴志川町は田舎です。。。

家の玄関から見えるのは、田んぼ畑と山です。景色はきれいですが。。。でも、この田舎感をけっこ気に入ってます。

朝早起きして、歩いていたら今では和歌山県でも珍しい近所の方とのあいさつです。私の事を知らないのに、普通にあいさつしてくれます。

農家が多いので、家の近くにあるスーパーマーケット「よってって」は、産地直送の野菜を販売しています。その野菜で作られたブッフェを楽しむ事が出来る「八十八家」と言うレストランが、よってっての中にあります。

「よってって」は和歌山弁で、「お立ち寄りください」という意味です。和歌山県の人達は、関西弁と同じと思っている人がほとんどで、私たちが話しているのは「和歌山弁」だという事に気付いていない人が多いです。(笑)

私も、専門学校で大阪に出るまではそうでした。和歌山弁を話していることを知りませんでした。気づいたのは、私が話す言葉が時々、通じなかったからです。

それは、相当ショックと驚きでした!!

通じなかったのは、

「どっちがいい?」と聞かれて、私は

「こっちしかいい!」(こっちのがいい)と答えたら

「え?」と言われ何回も答えましたが理解されませんでした。

説明されたのは、「しかの使い方が間違ってる」でした。(笑)

和歌山弁は「こっちしかいい」(こっちの方がいい)や、「したしかいい」(やった方がいい)という使い方をします。

他にも「ざじすぜぞ」の発音が不得意で、「うきん」を「うきん」と言ったりします。小学生の頃、私の友達は保健体育のテストで、「だいじょうんてん」を「だいじょうんてん」と書いて×をされたそうです。(笑)

このように、和歌山県は良く知るととても面白い県です。

そして驚きの話があります!和歌山市と貴志川町を結ぶ連絡線、貴志川線があります。終点の貴志川には、「貴志駅」があります。ですが、貴志川は田舎なので車がないと不便で、ほとんどの人が車で移動します。

貴志川線を利用する人が減り、貴志川線の廃線が決まっていました。ですが、この貴志駅に日本で初めて「猫の駅長」が就任しました。駅長の名前は、「たま」です。

この駅長たまを一目見ようと各地から人々が集まり、貴志川線の利用客が増えました!そして、この駅長たまのおかげで貴志川線の廃線がなくなり、継続する事になりました。

そして、駅長たまがもたらした経済効果はなんと!!何億円~何十億円と言われています。正確な金額はわかりませんが。。。

残念ながら初代駅長たまは他界し、今は二代目が駅長を務めています。今では、駅長たまを見るために世界から観光客が訪れます。

私の実家から駅までは、歩いていける距離なので、いつも実家に帰った時は貴志駅に駅長たまを見に行きます。

駅には、駅長たまグッズが販売されていてカフェもあります。駅の外観は猫の耳がついていたり、走る電車も駅長たまです。

電車の中も、ガチャガチャやおもちゃがあり子供達は大喜びしています。

貴志川線は貴志駅だけでなく、他の駅もカフェやハイキングコースがあったりと楽しめます。

和歌山に行かれることがあればぜひ、貴志川にもお立ち寄りください!

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