バンクーバー生活で重要な医療システムについて 

バンクーバーに短期滞在で来たばかりの頃や観光で訪れた時、体調が悪いや怪我をしてしまったらどうしたらいいのかわかりませんよね?バンクーバーの医療システムは、日本とは全く違います。バンクーバーの医療システムについてまとめました。

目次

カナダ・バンクーバーの医療システム

*2020年1月1日からカナダの健康保険「MSP(Medical Service Plan)」の保険料が無料になりました(要申請)

【「MSP」の対象者】

  • カナダ国民
  • カナダ移民者
  • 6か月以上滞在できるビザ保持者

バンクーバーでは、カナダの健康保険(MSP)に加入していれば医療費は無料です。女性の「婦人科検診」も無料です。カナダでは2年1回はするように勧められます。

40歳以上の女性は「乳がん検診」も無料で受けることが出来ます。ですが、日本の病院のようにすぐに胃腸科や婦人科などの専門科で診てもらう事が出来ません

では「どういうシステムなのか?」というと、カナダでは専門医に行く前に診てもらう診療所のことを「Walk in ckinic (ウォーク・イン・クリニック)」と言います。

ウォーク・イン・クリニック に行き、怪我や、発熱、腹痛など、どのような症状であってもこのクリニックで症状を診てもらいます。

緊急を要する場合は大きな病院の救急に直接行き診てもらう事が出来ますが、大変混んでいるので病院によっては1時間以上待つ場合があります。

ウォーク・イン・クリニックでは、先生が症状を見て専門医が必要かどうかを判断してくれます。必要であれば専門医を紹介してくれます。

専門医が必要でないと判断されたら薬の処方箋をもらい「ロンドン・ドラッグス」や「ショッパーズ」内にある薬局で薬を購入します。

一度診てもらってからも症状が続く場合は、同じ症状で何度もクリニックで診てもらうと専門医を紹介してもらえます。

専門医を紹介されても専門の科にもよりますが、1か月~3か月待たなくてはいけなかったりと直ぐに診てもらえない事があります。最悪は、3か月以上待つ場合も。

「待っている間に悪化したらどうするの??」と心配になりますよね?

カナダに住む日本人は、あまりにも待つ場合や直ぐに処置が必要と思ったときは日本に帰って治療されている方もいます。

レントゲンやエコーなどもクリニックにはないので、レントゲンやエコーを専門でやっている所に先生が紹介状を書いてくれます。血液検査も同じです。

どのクリニックも常に混んでいるので1時間~2時間待つ時もあります。事前に予約ができるクリニックもあるので、予約されることをおすすめします。

カナダでは「ファミリードクター」と言って、個人の医師を持つことが出来ます。ただ、ファミリードクターが新しく患者を受け入れている先生を見つけなくてはいけません。

ウォーク・イン・クリニックに行き、先生にファミリードクターになって下さいと言っても、その先生が新しい患者を受け入れていなかったらファミリードクターになってもらえません

ファミリードクターを探すときは、各クリニックで新しい患者を受け付けているかを聞くと教えてくれます。最近は、ロコの人でもファミリードクターを見つけることが難しいようです。

私の場合は、Googleマップで家の最寄りのクリニックを探していたら、新しい患者を受け付けているドクターがいるクリニックを見つけることが出来ました。

ファミリードクターを見つけなくてもクリニックには良い先生もいます。合わない先生もいるので、自分に合った先生が見つかるまで様々なクリニックを試してもいいかと思います。

観光でカナダを訪れた海外旅行保険に加入している旅行者の方は、ウィーク・イン・クリニックへ。⇒海外旅行保険は必要か?

日本の海外旅行保険を取り扱っているクリニックでは、無料で診察を受けることができます。日本語で対応しているクリニックもあるので安心です。

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Walk in clinic(ウォークイン・クリニック) おすすめ

Cost Medical Seymore

月曜日~木曜日 9:00~21:00
金曜日 9:00~16:00
土曜日 10:00~16:00
日曜日 休日

ダウンタウンのシーモア通りにあります。ダウンタウンに住んでいた時は、いくつかのクリニックに行きましたが、最終的にこのクリニックに落ち着きました。良い先生がいます。

すぐに専門クリニックを紹介してくれました。言葉が不安な方でも日本語の通訳の方がいるので安心です。日本の海外旅行保険に対応されているクリニックです。

夜21時までと遅くまで空いていて便利ですが、予約や患者さんでいっぱいの時は16:00時に行っても締め切られている時がるので電話の確認がおすすめです。

Yaletown Medical Clinic

月曜日~金曜日 9:00~20:00
土曜日、日曜日 10:00~17:00
ダウンタウンのイエルタウンにあるこちらのクリニックも、日本の海外旅行保険に対応しているクリニック日本語の通訳の方がいます。
私はバンクーバーに来たばっかりの時に海外保険がなく、こちらのクリニックを利用しました。だいたい120ドルくらいかかりました。参考までに。

Vancouver Woman’s Health Collective

月曜日 9:00~17:00
火曜日~木曜日 12:00~17:00
金曜日 9:00~14:00
土曜日、日曜日 休日
ダウンタウンのウェスト・ヘイスティングス通りあるこちらのクリニックは女性専用のクリニックで身内でも男性は中に入れません。
予約なしで行くと待ち時間は2時間から3時間。待っている間は外に出れず、クリニックの中で待たなくてはいけないので、予約されることをおすすめします。
医師やスタックも全員女性のクリニックです。

バンクーバー生活で重症だと思った時

自分自身でこれはやばいかも?と思った時は迷わず救急(Emergency)に行って下さい!救急患者が多い時は待つかもしれませんが、様々な検査をしてくれます。

カナダの保険に入っていれば、検査など全て無料です。私は1度クリニックから先生がすぐに救急に行ってと言われ行きました。エコーや内視鏡などあらゆる検査をされ、カナダの健康保険に入っていたので無料でした。

  • St. Paule’s Hospital(24時間)      1081 Burrard St
  • Vancouver General Hospital(24時間)  899 W 12th Ave
  • Richmond Hospital(24時間)       7000 Westminster Hwy

バンクーバーでエマージェンシー(緊急事態)や救急車の呼び方、コストは?

まとめ

カナダの医療システムは保険に入っていれば無料ですが、日本の医療システムの方がすぐに専門科に行けるので安心だなと思いました。これからバンクーバーに来られ方の参考になればと思います。健康には気をつけて下さい!

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