【バンクーバー生活】今年の干支はねずみ!十二支には順番が決まっている?!:十二支の由来

先週バンクーバーの一部ではチャイニーズニューイヤーで盛り上がりました。特にアジア人移民が多いリッチモンドではチャイニーズニューイヤー一色でした!

日本でも知られている今年の干支は「ねずみ」実はこの十二支には順番があったことをご存知ですか?小さい頃から聞きなれた「子、丑、寅、卯…..戌、亥」の順番。

子供の頃に覚えさせられたのか勝手に自分で覚えたのか記憶がはっきりしませんが、最初から最後まで何故か言えてしまう年代です(笑)

ですが、この順番が「何故そうなったのか?」なんて理由があることは知りませんでした。順番が決まっていることも。そもそも十二支の意味すら考えたこともありませんでした(笑)

興味深い十二支の順番、由来についてまとめました。

十二支と動物と干支の順番はレースで決まった?!

中国では十二支についてのストーリーが知られているようです。日本でも?ご存知の方は沢山いるのかもしれません。

どうやら日本では十二支のおはなしの絵本やまんが日本昔話にもで紹介されているようですが、今回初めて聞いて「面白い!」と思いました。知らない方は必見です!

ある日、玉皇大帝(天空や宇宙の神)は全ての動物たちにレースの話を持ちかけたそうです。レースで最初にゴールした12匹の動物を天空の玉皇大帝に迎え入れるという事でした。

これが十二支となった由来。

十二支を数える時に「ね(子)、うし(丑)、とら(虎)、う(卯)、たつ(辰)、み(巳)、うま(午)、ひつじ(未)、さる(申)、とり(酉)、いぬ(戌)、い(亥)」と言いますよね。

「ね(子)」から始まる十二支の順番があったこと。その順番がレースで決まった順位だった!のです。

何となく「ね」から順に覚えていましたが、順位だったとは知らず、またレースで決められた本気の順位だったとは!

1位 子(ねずみ)

2位 丑(うし)

3位 虎(とら)

4位 卯(うさぎ)

5位 辰(たつ)

6位 巳(へび)

7位 午(うま)

8位 未(ひつじ)

9位 申(さる)

10位 酉(とり)

11位 戌(いぬ)

12位 亥(いのしし)

ずる賢い?!ねずみがNo.1に!

元日の朝、日の出とともにレースがスタート!

レースの一番の難関は、ゴール目前に立ちはだかる川を渡らなければいけなかった事。では、どうしてねずみ(子)がレースで1番にゴールできたのでしょうか?!

ねずみはずる賢かった?!

ねずみと同時に川に到着したのは2位のうし(丑)でした。川を渡れないねずみは、うしの背中に乗せてもらう事が出来ました。力強くてとっても優しいうしは、快くネズミを背中に乗せ川を渡ったそうです。

うしの背中に乗っていたねずみは川を渡りきる寸前にうしの頭の上に移動し、まだうしが川から上がりきる前にゴールし1位の座を獲得したのだとか。

それでもうしはねずみを恨むことなく文句を言う事もなかったそうです。「なんて優しいうし!」

面白くないですか?

うしに続いてとら(虎)の後にうさぎ(卯)がゴールに近づいていました。うさぎが虎を追い越そうと側に合った岩にジャンプ!しかし、うさぎは足を滑らせ川へ転落!そのままとらがゴールし3位に。

パニックになったうさぎは丸太に摑まることが出来たが丸太はゆっくりと流れ、早くゴールしたいうさぎはイライラが募るばかり。

幸運にも突風が吹いて川を渡ることができ4位でゴール。滑って川に落ちる不運はありましたがうさぎの後ろには、他に動物がいなかったので4位に入ることが出来たようです。

うさぎは4位の結果に文句を言って納得がいかない様子だったとか。

続いて5位でゴールしたのがたつ(辰)。空を飛ぶことが出来たたつが1位ではなくなぜ5位だったのか?

とらはレース中、火事に遭遇し人助けをしていたそうです。さらに、うさぎが丸太に摑まっているのを見かけ大きく息を吹きかけ川を渡る手助けをしたとか。

あの突風はたつが起こしたことだった!なんて心優しいたつ!!それをうさぎは知っているのか知らないのか(笑)

続いてうま(午)が川を渡りゴール寸前に突然、草陰から出て来たへび(巳)がうまを追い越し6位でゴール!うまは7位に納得がいかない様子。

後に続きひつじ(未)、さる(申)、とり(酉)の3匹は、とりが見つけた筏(いかだ)に乗り力を合わせて漕いでゴールを目指します。

川を渡り切った後、さるととりがひつじにゴールを譲り8位でゴール。次いでさるが9位、とりが10位でゴール。

平和主義だったさるととりがひつじにゴールを譲ったのには7位までに入った動物たちに「チームワーク」を主張したかったからだとか。

チームワークでゴールした3匹の後には、泳ぐのが得意ないぬ(戌)がまさかの11位?!不思議に思った玉皇大帝が理由を聞くと「久しぶりのシャワーだったし川で遊んでしまった…」と答えたそうです。可愛いですね。!

そして、ついに最後の1匹!玉皇大帝は「どの動物が12位の最後にゴールするのか?」と待っているといのしし(亥)がよたよたと川を出てゴールに歩いてきました。

「歩くのが早いのにどうして最下位なのか?」と大帝が聞くといのししは「レース途中にお腹が空いて食べて寝てしまった…」と言う事でした(笑)

このようにして十二支が決まったというお話です。レースで決められた順位だったとは。それぞれの動物の性格が表れていて面白い、興味深いお話ですよね!

最後に

今まで考えたこともなかった十二支の由来。そして、十二支に順番があったことに驚きましたがとても興味深い、面白いお話ですよね!ネットで検索すると英語版でも沢山紹介されているので英語の勉強にもなります!

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