バンクーバー国際空港(YVR)の免税店(Duty Free)で働くまで

さぁ!これから仕事を探そう!と言う方へ、バンクーバーで色々ある仕事の中でも、あまり知られていない空港の免税店で働くまでをまとめました。

バンクーバーでの仕事

バンクーバーには、様々な仕事があります。

飲食店や販売、美容系、事務職、IT、アート系、ガーデニング、車の洗車など職種も豊富です。

日本での職務経験を活かしてバンクーバーでも同じ職に就いたり、新たに違う仕事の経験をしてみたい!など様々ですよね!

数ある職種の中でも日本語を活かせる職もあります。

それは、空港でのお仕事。

実は、空港にも沢山の仕事があります。

日本語を活かせる空港での仕事は、英語の向上にもおすすめです!

カナダ バンクーバーで仕事に就く!海外生活への一歩

ネットで仕事探し

バンクーバーでの仕事はネットで探すことができ、日本語の情報サイト「JP CANADA」「人材カナダ」では、沢山の仕事が紹介されています。

そして、「indeed」は英語での求人情報サイトで、こちらでも様々な職種が紹介されています。

バンクーバー空港の仕事は、「indeed」で探しindeedを介して応募します。

応募したい職種が見つかったら、英語のresume(履歴書)を作成します。

resume(レジュメ)の書き方は、ネットで調べると沢山のサンプルが表示されます。日本の履歴書とは違い、年齢記入や写真などは必要ありません!

電話面接

indeedから応募したら電話面接があります。

電話では、

●志望の動機

●出勤方法(公共交通機関/車など)

●家から空港までの所要時間

●可能出勤時間

などの質問がされます。

聞き取れなかった場合は、もう1度聞き直しても大丈夫です!親切に話してくれます。

グループ面接

電話面接を通過した後は、空港でのグループ面接に進みます。

グループ面接に関する時間や服装などの詳細が、e-mailで送られてきます。

カナダだからラフな格好でいいのかな?と思っていたら、会社からのメールでは日本での企業面接のような装い?と感じさせる内容でした。

何を着て行けばいいのか分からなかったのですが、良すぎたほうがいいと思いスーツで行くことにしました。

しかし、バンクーバーに来てからスーツなんて持っているわけもなく、セットアップで購入しました。

面接当日、グループ面接は4人一組でした。

他の3人の服装を見ると、ガッツリスーツ姿は私だけ・・・「あ、間違えたかな?!」と思いながら他の一人は、普通に遊びに行くようなキラキラのシューズを履いたドカジュアル!

後の2人は、ガチガチのスーツではなくシックな上下のパンツスタイルでした。

「あ、わざわざ買わなくてよかったかも・・・」と思いましたが、後々買って良かったなと思う事になります。(笑)

グループ面接は、4人で話し合い免税店で販売されているいくつかの商品から一つを選び、売り方を決めます。

そして、選んだ商品の説明と選んだ理由などを発表する人を一人決めてその人が発表して、面接官のいくつかの質問に答えて終わりです。

グループ面接の後は、個人面接がありました。

個人面接では、接客や販売に関する質疑応答があり面接は終わりです。

後日、採用の有無がメールで届きます。

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2週間の研修期間

採用のメールが届いたら、しなければいけない事が沢山ありました。

●空港に関する2つのネット講習受講とテスト

●空港の国際線エリアの通行IDの申し込み

●その他各種書類の記入

●アルコール取り扱い資格SIR(The Serve It Right)の取得

自分の英語が追いつかず、泣きそうになりましたが友人のおかげもあって何とか研修日までに終えることが出来ました。

店頭に立つまでには2週間の研修があり、もちろん有給です。

会社に関する事や接客に関する研修、商品説明、レジの使い方、ロールプレイングなどでした。

研修中は、自分の性格診断などもあり興味深い研修でしたが、やはり英語で苦戦したこともありました。正直、結構きつかったです・・・

研修は、8人のグループでしたが2週間後までには何人かいなくなっていて、グループ面接で同じグループだった女性がいて安心しましたが、彼女も研修最終日にはいなくなっていました。(笑)

通過者を見ると、面接での服装も評価の対象になっているようでした。ガッツリスーツで良かったのかも・・・と思いました。

2週間の研修後、セットアップのスーツとシャツの制服が支給され、女性はパンツとスカートを選ぶことが出来ます。

バンクーバー国際空港の免税店デビュー!

研修後は、いよいよ店頭での仕事が始まります。

空港なので、英語が話せるのはもちろんですが中国人観光客が多いため中国語が話せるとより強みになります。

働いているスタッフの半分以上は中国を話すことが出来、カナダ、中国、台湾、香港、韓国、日本などの国籍のスタッフが働いています。

国際空港なので様々な国籍のお客様がご来店され、毎日楽しく仕事が出来さらに英語の向上に繋がります。また、英語だけでなく一緒に働くスタッフから他の国の言語も学ぶことも出来ます!

そして、カナダは英語とフランス語が公用語なので販売スタッフはお客様に、

「Hello!」

だけではなく、

「Hello! Bonjour!」

の2言語での挨拶が必須です。

「Hello! Bonjour!」と挨拶すると、フランス語を話されるお客様からフランス語で話しかけられ困る時もあります。もちろん、フランス語は話せません・・・(笑)

そして、乗り継ぎ便があるお客様への液体商品の販売や、各国へ免税での持ち込み数など覚える事が沢山あり仕事のやりがいは感じられると思います!

カナダと日本の働き方の違い

カナダと日本の働き方の違いは、勤務時間、休憩時間は予定通り!と言う事に驚きました。

2週間ごとに出る勤務表には、勤務時間と小休憩(15分)、ランチ休憩(30分)の2回の休憩時間も記入されています。

勤務時間は終わり時間に必ず上がることができ、休憩時間が来ると

「どれだけ忙しくても決められた時間に出て下さい!」

と言われて、休憩に行かなくてはなりません。

日本じゃ考えられないですよね!?

そして、出勤した日が休日であれば休日手当が付きます。

他にも、欠勤するには欠勤専用の連絡先があり音声電話に欠勤する事を伝えます。

病気などで長期の休みになる場合は、医者の証明書の提出が必要です。

最後に

バンクーバー国際空港にも沢山の仕事があります。日本語を活かせて、英語や他の国の言葉も学べるメリットがあり沢山の国の人々との出会いがあります!興味のある方はぜひ、おすすめの仕事です。

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コメント

  1. メープルkz より:

    はじめまして。

    今回バンクーバーの免税店の面接を受けたのですが、レファレンス が2人分必要と言われました。

    私はこちらで働いていたのは日系の飲食店しかなくそれも10年以上前です。
    永住権をとって間も無く、学校やボランティアをしていないのでレファレンス を頼める人がいません。

    canaさんはリファレンス 、どうされましたか?

    • cana より:

      初めまして。私はバンクーバーでの職歴があったので、前職の同僚にお願いしました。私の友人や知り合いには、頼める人が誰もいない時は友人や知り合いに頼んでいる人もいるそうです。やむを得ない状況の方もいると思いますので、誰も見つからない場合はその旨を伝えてみてはいかがでしょうか。

  2. メープルkz より:

    お返事ありがとうございます。

    職歴があったんですね!
    送られてきたメールには、家族や友人はダメで前又は現職のsupervisor かmanager 以上となっていて。

    もう少し考えて探してみます。
    ありがとうございました。

  3. わかな より:

    初めまして!
    ワーホリでバンクーバーへ渡航予定です!
    実は保育アシスタントを取得する予定なのですが、どうしても化粧品売り場で働く夢が諦められません。
    なので空港免税店を思いついたのですが、
    canaさんは空港の中でも荷物検査などの業務をされているのでしょうか?
    化粧品コーナーで働くことは可能なのでしょうか?

    • cana より:

      初めまして、わかなさん。バンクーバー空港の免税店は「World Duty Free」という会社が化粧品、お土産品、ブランド品などを取り扱っているので入社後会社からそれぞれの部署へ配属されます。面接の時点で化粧品コーナーを希望する事を伝えてみてはいかがでしょうか?また、化粧品コーナーへ配属されなかったとしても入社後、希望の配属先へ移りたいと伝え移ったスタッフもいました。他にも「Hudson’s Bay」というカナダの老舗百貨店の化粧品コーナーも募集されています。ワーホリ楽しみですね!