カナダでもおしゃれを楽しんでいますか?
バンクーバー(カナダ)へ来て初めての印象は「自然」だからでしょうか、ファッションは実用性を優先。何処へ行こうと見かけるのは、レギンスの一枚履きにスニーカー。
「あれ、走ってきたの?」
「運動してきたの?」
と聞きたくなるようなファッションばかり。時には「起きてすぐ家からそのまま出て来た?!」のような方もよく見かけます。
カナダ生活経験者の中では「あるある」のカナダ鉄板ネタ。決してカナダのファッションをバカにしているわけではありません!あまりに日本と違い過ぎて。
ニューヨークやヨーロッパではスーパーおしゃれさん達が沢山いたので「海外のファッションのイメージ=おしゃれさん」でした。カナダファッションには驚かされました(笑)
人はどうしてもその場の環境に自然と合わせようとするそうです。日本ではあんなにおしゃれを楽しんでいたのにカナダファッションにどっぷり馴染んでしまった、馴染んでしまっている方もいるのでは?
私の友人もカナダに来た頃は「レギンス一枚履きなんてできない!!」と言っていましたが、数か月後にはlululemonのレギンスを購入し日本へ帰国する時にはすっかりカナダファッションに。
ただ、着飾らず良く見せようとする感じが全くないのでラフな格好で出かけられるのはカナダの良い所!外見で判断されない安心感、おしゃれでもおしゃれじゃなくても気にしないカナダの感じは大好きです。
というもの、日本でアパレル経験のある私は毎朝出勤したらファッションチェックがあり、お店で「あれ?どうしたの?(ダサいという意味)」と普通にチェックされていました。
大阪店舗で働いていたのですが、東京本社から来られたディレクターには「スタッフの服装がやばいね」とお叱りをうけるのは普通でした。
他のスタッフよりもおしゃれに自信がなかった私の心の中は、カナダ人。着飾らず良く見せようとする気持ちは全くなく「ファッションが好きで自分が着たい服を着たい!」が勝っていました。
スタッフの中にはビックリするほどおしゃれに対する執着心?!が凄かった人が多かったことを覚えています。他のスタッフの洋服を見て「それどこの?!」褒め合ったり、けなし合ったりが毎日(笑)
借金をしてまで洋服を買うスタッフもいて「何が彼らにそうさせるのか?」と毎日思っていました。そんな環境からカナダへ来た時のファッション事情の衝撃は大きいものでしたが、プレッシャーから放たれカナダファッションに救われたような安心感もありました。
でも、ファッション好きは変わりません。カナダでもおしゃれを楽しみたい!
カナダでおしゃれをするには、
周りのファッションに合わせないと浮いてしまう
おしゃれなお店がない
欲しいものが売っていない
寒過ぎて着たい服が切れない
防寒服ばかりになる
など、カナダでおしゃれを諦めてしまった方、おしゃれがしたいのにと思っている方、カナダもおしゃれを楽しみましょう!
おしゃれは若さをキープしてくれます!
おしゃれは気分を上げてくれます!
カナダでもおしゃれを楽しむために、バンクーバーで失敗しないショッピングの楽しみ方をまとめした。
【ファッション好き必見!】バンクーバーでセンスの良いおすすめショップ21選
目次
クローゼットの中身を把握
ショッピング後、家に帰ったら同じ洋服を持っていた。
なんて経験はありませんか?他にも、いつも似たような服やバッグばかり買っている。
同じ服を買っても着るのはどちらか一つだけになり、同じような服やバッグを買ってもどれか一つだけしか使わないのが現実。使われない他のアイテムの出番は1年後?2年後?
残念ながら、出番はありません。
アパレルで働いていた時の上司に言われた言葉が衝撃すぎてずっと頭に残っていますが、
「2年間着ていない服はこれからも着ることは絶対にない」
更に!
「今持っているアイテムがまた流行るときには型が変わっているからそれは絶対に着ないよ!」
でした。アパレル職員はいわゆるファッションオタクが多く、海外のブランドものやお気に入りのアイテムは使用しなくても持っておきたいんです。
海外ブランドに関しては、金額が10万円以上するアイテムもあるのでなかなか手放せません。
シーズンごとにアイテムを購入しているので「次の春に着れる!」「夏用に着るかも」のように毎年シーズンごとに思いますが、出番は全くないアイテムが沢山。
当時は「何を言っているんだこの人は?!」と聞く耳持たずでしたが、家には着ない洋服の山。
会社を辞め「カナダに行く!」と決めてからあの時吐き捨てられた上司の言葉「2年間着ていない服はこれからも着ることは絶対にない」が聞こえてきたんです!
その時にやっと「本当だ…」と納得。痛い所を付かれていたんだなと反省。最悪、3年以上着ていない服もありました。似たようなアイテムも多く、それらを全て処分!
更に去年頃からレザーアイテムが流行っていますが、私が持っている数十年前に流行ったレザージャケットは今流行っている型とは全くの別物!あの時上司が言っていたことが的中!!
2年以上出番がないアイテムを持ち続けていませんか?
「心当たりがある…」と言う方は早速、クローゼットの中身をチェックしてみてはいかがでしょうか!「こんなのがあった!?」や部屋がスッキリします!
「ショッピングの前に自分の持ち物をチェック」することはとても重要なんです!何を持っているか把握しないでショッピングには絶対行かない!
出番の多いアイテムだけを残してクローゼットの中身を把握したらショッピングでは、
自分の持っているアイテムに合わせられるか?
現在持っているアイテムと同じではないか?
をよく考え購入を決定します。クローゼットの中身を把握することは「無駄買い=着ない服をを増やさない」につながります。
TPOに合わせたアイテム選び、購入で失敗しない
アパレル店員の頭の中ではただ単に「これが欲しい!」でショッピングはしません。「TPO」を常に考え、すでに持っているアイテムに合わせて頭の中で組み合わせやその場面のイメージを必ずしてから購入します。
「TPO」は、
T=時間(Time)
P=場所(Pleace)
O=場合、機会(Occasion)
の略です。
例えば、シーズン別に洋服を選らんだり、海用、山用、スポーツ用、旅行用、仕事用、パーティー用など用途に合わせて服選び、そして購入。
お客様への接客でもこれらの事を考えおすすめするので自分で購入する際も自然と頭の中で考える癖がついてしまっています。
用途が思い浮かばないアイテムは購入することがないので「どうして購入したんだろう?」というようなショッピングで失敗することはほとんどありません。
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機能性、素材、洗濯表示は必ずチェック
ショッピングで失敗しない重要なポイントは、機能性、素材、洗濯表示は必ずチェック!してから購入を決める。いくら低価格でも明らかに素材が安っぽいものは買わない!
着やすい機能性、着心地が良い素材、サイズ感はもちろんのこと、【アパレル職の経験を活かしてカナダの洗濯事情から大切な衣類を守る!】でも紹介していますが、カナダの洗濯事情は自然乾燥ではなく乾燥機が主流。
洗濯表示の確認は必須です!せっかく購入したお気に入りの洋服でもこの3つの要素が合っていなければ着なくなってクローゼットの肥やしになってしまったり、洗濯でダメになったなどの失敗に。
そして、試着しないで絶対に購入しない!!
現在は新型コロナウィルスの影響で試着が出来ないお店がほとんどです。気に入った洋服を見つけても私は試着しないで絶対に購入しません。
何故かというと、必ず失敗するからです。アパレル出身者はファッションオタクなので、人が気にならない細かいサイズ感やシルエットが気になって仕方ありません(笑)
「サイズ感が合わず、購入してからずっと着ていない」というアイテムがクローゼットで眠っていませんか?
自分が希望する少しのサイズ感のズレや「思っていた感じと違う」がショッピングの失敗にもつながるので試着は必須です!
ただ、カナダでは購入した商品は返品・交換が気軽にできるのでコロナで試着が出来ない現在は購入した後、家で試着し返品・交換ができます。
しかし、返金されないお店があることも知っておきましょう。
実際に、レジで店員さんが間違ったプライスでチャージした間違いに気付き、返金作業(クレジット決済)をしてもらいましたが数か月たっても返金されず。
何度もお店を訪れ本社にまで確認してもらい「返金されているよ」と言われましたが、結局返金はされず。
ネットでそのお店の返金について調べてみると驚き!!多くの人が被害に遭っていたという残念な実際の話。
コロナで試着が出来ない → 買わない
がいいかもしれませんね(笑)
「自分には似合わない」なんて存在しない
アパレルで接客中沢山のお客様が「自分には似合わない」ということで挑戦してみたいアイテムを諦めている方がほとんどでした。友人の多くも「自分には似合わない」とよく言っています。
ここまで読んで頂いているあなたも心当たりがありませんか?
正直、私はこの言葉に疑問を持っていてこの言葉が好きではありません!「似合わないって何だろう?」誰が「似合わない」って決めるの?!とずっと思っていました。
街を歩いている人を見て「似合ってないね」と思ったことがありますか?「あの人おしゃれだな!」とは思っても「似合ってない」と思う事ってないですよね。
この世に「似合わない」なんて存在しないんです!!
そんな私は、自分に何が似合うかなんてわかっていません。知りたいとも思っていません!ただシンプルに「私が着たいものを着るだけ」それだけです。
美容室で働いていた経験もありますが、そのサロンでも朝のファッションチェックがありお店のディレクターに「あなた黒の洋服似合わないね」って言われた経験がありますが、黒の洋服着まくってますし、自分で似合ってないなんて思ってもいません(笑)
他にもまだまだあります!「ショートカットが似合わない」と言われ続けてもショートカットにする事もあります。明るい髪の色が似合わないと言われても髪を明るくします。
したいから!
だから私は、似合わないって言われても全く気にしません!!
「自分が着たいものを着る」はカナダファッションの発想。レギパン一枚履きでも自分が着たいから着る!部屋着で出かけても自分はそれでいいから出かける!
似合う、似合わないは全く問題ないんですよね!!
【ポイント☝】
好きかどうかで選ぶ!
「素直に着たいか」を大事に!
自分らしさを大切に!
体型、年齢も気にしない!
流行も気にしない!
見た感じが「いまいち」そうなお店もチェック
カナダでおしゃれなお店がない!
カナダで買いたい服がない!
などと悩んではいませんか?カナダでも良いお店は沢山あります!見た感じが「いまいち」そうなお店も必ずチェックすることがおすすめ!
日本では、お店のディスプレイ効果を利用し入店の促しや勝手に売れる戦略を実践していますが、カナダではその戦略を実践しているお店と少し弱いお店があります。
そのディスプレイ戦略が少し弱い=一見「いまいち」と思わせるお店にも意外に掘り出し物が多く眠っています。このようなお店には、
「こんなものがこんなプライスであった!!」
なんてラッキーな出会いがあります。
【バンクーバーで低価格なのに流行アイテムが揃うおすすめのショップ】でも紹介していますが、特にカナダブランド「Bluenotes」「ARDENE」「Urban」は一見「何も見つからなさそう」と思うお店。
ところが、あるある!掘り出し物が!!しかも、この3店舗は低価格!
もちろん大堂の「Zara」「H&M」「TOP SHOP」「arizya」「Oak+Fort」は欲しいものが揃っているのは皆が知るところ。
バンクーバーでも「あ、このお店以外に良いもの取り扱っている!」を探しに出かけませんか!特にガスタウン、メインストリートエリアおすすめです!
⇒バンクーバー観光スポット絶対に外せないガスタウン!!~レトロでお洒落なエリア~
セールには行かない
新型コロナウィルスの影響なのかインターネットの普及でオンラインでのショッピングが増えたのか店舗では一年中セール品が並ぶ飽和状態の実状。
セールで購入した洋服は、アウターなどの高額商品は別として意外に「買ったけど全く着ていない」や「数回着て飽きた」などという経験はありませんか?
「安かったから」と大事にしなかったり用途を考えないで「安いから」と、価格だけで購入してしまった残念なアイテム。購入したことを後で後悔してももう遅い。
セール時のショッピングはただの無駄遣いになりかねないので「セールには行かない!」と決めておいてもいいかもしれませんね。
最後に
いつまでたっても何処であってもおしゃれを楽しみたいですよね!カナダでもおしゃれを楽しみんでみてはいかがでしょうか!