和歌山県出身の私は、大阪や東京出身者に比べ田舎者です。
知らない事も多いし、いつも「本当にバカだな…」と思う事もよくあります。失敗も多いです。
田舎者を批判しているわけでもなく、和歌山をバカにしてるわけでもありません。
和歌山が大好きです!
小学校からソフトテニスをやっていたのでとても厳しい環境でした。高校では特に。
和歌山から海外に行くという事が、どんなことか田舎出身者の方であればご想像頂けると思います。
周りの反応と言えば、
「海外?!」
「大丈夫?!」
「ひえー!?」
です。(笑)
海外で住む=普通ではない
こんなにも海外に対する考え方に温度差があるのか…
と帰国するたびに思い知らされます。
4年前の一時帰国の際、高校時代に毎日練習をしていたソフトテニス部のコートを訪れました。
顧問だった先生に「海外に行きたいという生徒がいるから話を聞いて欲しい」と言われました。
その生徒は、既に卒業し年齢がかなり若い後輩になのですが、彼女は実業団で3年目でテニスを続けていました。
「仕事もテニスも辞めて海外に行きたいがやりたいことが特にない」
と言う事でした。
高校では3年間、365日テニスしかやってこなかったので、私の場合は「テニスから離れたい」と言う気持ちが強くテニスは続けませんでしたが、高校卒業後もテニスを続ける生徒は多くやりたいことがあっても中々踏み出せないようです。
私も海外でやりたいことがあったわけではないので「理由なんているのだろか??」と言う疑問しかありませんでした。
連絡を取り合っているうちに彼女から、
「海外でやりたいことがないのに行ってどうするの?」
と母親に言われ海外行きを考え直すという事でした。
その時は、「そうなってしまうんだ…」
自分の力不足だと反省したのを覚えています。
それから4年後、つい先日高校のテニスコートに足を運びました。
顧問の先生と相談にのった生徒の話になり、実業団を辞めインテリア関係の仕事に就いるという事でした。
やっぱりそうなってしまうんだ…
と思いました。彼女なりにやりたいことが見つかって良かったと言う思いと、反対に海外に行きたいのを我慢していたら…
と思いましたが、自分が思う海外と和歌山に住む私の周りの人々が考える海外の温度差があるんだなと思いました。
特に顧問の先生は、私が高校時代に勉強が出来なかった事を知っているので海外や英語に対する疑問だらけのようで、
「ちゃんと生活できてるんか?!」(和歌山弁です。笑)
と、合うたびに同じことを聞かれます。
現役の高校生からは、
「海外に行きたいけど英語が話せないから…」
と言う言葉を聞きましたが、
私は逆に
「英語を話せないから海外に行くのでは?」
と思うのですが。
私が高校生だった時代は、現在の様に海外へ行くことが簡単ではありませんでしたが、最近は海外がより身近になった現在でも若い高校生の海外に対する意識は昔とあまり変わらないと驚きました。
インターハイ優勝を目指す高校の部活なので仕方がないのかもしれませんが。
その反面、そんな厳しい生徒たちが携帯を持っているという事に驚きました!(笑)
私達の時代では考えられないことでしたが、顧問の先生が「時代が違う」と。
「あんなに厳しかった先生からそんな言葉を聞くなんて!?」
驚愕でしたが、
「携帯禁止の学校なんて誰も来ないぞ!」
って言ってました。(笑)
だったら、海外に対する考え方も変わってくるのでは?!と思いましたが、海外の情報が全くないのかもしれません。
せっかく海外にい興味を持っている人のお役に立てればと思っていますが、温度差を埋めることからしなくてはいけないのかもしれませんね。
私は、小・中・高校と全くと言えるくらい勉強をしてこなかったので海外に関する情報は全くなく完全になめてました。(笑)
恐らくそれが良かったのかと思います。
英語が話せない
英語が聞き取れない
不安
怖い
なども考えないくらいの無知で田舎者でした。
そんな私でも英語には慣れ、バンクーバーで何とか生活しています。
高校生で
「英語が得意!」
と言えるなら、全く英語を話せなかった私が初めてい海外に行った時よりも全然問題なく過ごせるはずです!
受験を経験している大学生のボキャブラリーがあれば、堂々と海外でやっていけるはずです!
私がいつも思う事は、皆凄いのにもったいないなぁと思います。(笑)
私は、受験経験もありませんし勉強を全くしていないので英語なんてダメダメです。日本人でありながら、国語が全くできません。
だから、海外に興味があるならぜひ一度でも行って欲しいと思います。
実際に行ってみて嫌だったらそれはそれで合わなかった事が分かって次に進めます!
自分が思っていたほど難しくなかった!
海外って何とかなる!
と思うかもしれません。
私は、やりたいことがあるのに我慢して諦めないでほしい!と願うだけです。
☟海外に行きたいと少しでも思ったあなたへ! |