インド人も知らないインド?!シッキム ガントク旅行

目次

インド人も知らないインド?!

インドのシッキム(sikkim)という地名を聞いた事がありますか? 私は知りませんでした。。

バンクーバーは色んな国からの移民者が多い都市なので、もちろんインドからの移民者も多いです。バンクーバーに住んでいるインド人の友人が、このシッキム州のガントクと言う、今までに聞いた事のない所の出身です。

シッキム州は、インドでもよく知られるニューデリーとは反対側に位置し、ネパールとブータンの間に挟まれた土地です。

昔はインド領土ではなく、1つの独立した国だったそうです。1975年にインドになったそうです。 結構、最近ですよね。 茶葉で有名なダージリンやアッサムもこの地方です。

地図で見るとこの地方はインドからでっぱっている所で、大変興味深いと思っていたら、先日、友人がガントクの家族に会いに行くという事で、私も一緒に行かせてもらいました。

まず、日本人である私がインドに行くにはビザが必要でした。早速、インドのビザを調べると、オンラインで取得出来る INDIAN e-VISA(インディアン イービザ)と、インドに到着してから取得出来るアライバル ビザがありました。

アライバルビザの方が簡単そう!と思いましたが、場合によってはビザ取得まですごく待つ場合があると書いていたので、前もって e-VISA を取得する事にしました。

ビザはアメリカ25.28ドルで、オンライン申請をしてから1週間くらいで、ビザを取得出来ました。

【インド関連記事】

>>海外旅行インドへ行く方法、準備と行くまでの流れ

バンクーバーからシッキムへ行くのに、まずはニューデリーを経由し、ダージリンにあるバッグドグラ空港に到着したら、ガントクから友人のお父さんが4時間もかけて、車で迎えに来てくれていました。

お父さんは前日、シリグリの別宅に泊まったそうです。シッキムには空港が無く、最寄りの空港はこのシリグリのバッグドグラ空港です。

現在、シッキムに新しく空港が、建設中で、次回はもう少し楽に行けそうです

2018年10月に、「パキョン空港」が開港されました。現在は、国内線のみ運行ですが今後は国際線の運行も予定されています。

パキョン空港へは現在のところ、インドの「コルカタ空港」アッサム州の「グワハティ空港」から運行しています。空港からガントクまでは、車で約45分と大変便利になりました。

ー追記ー(2019年12月3日)

開港予定が大幅に遅れているようで、パッキョン空港は未だ使用できません。

ガントクまでの道中は、インド観光が初めてだったので、想像以上に驚きの連続でした!車が通る道には、牛が歩いたり、寝たりと生活していました。

人々もそれが当たり前のようで、牛に道を譲ったり、牛がいたら避けて普通に走っています。

1時間くらいで、町を抜けると、あと2時間は山道でした。途中、1台しか走ることが出来ない、横は崖で全く舗装されていない、細い山道にどんどん入っていくので、ガントクはいったいどんな所?!と、段々不安になってきました。

インドとは違う国!?シッキム ガントク

バッグドグラ空港から3時間、車で走ってやっとシッキムに到着したのは夜でした。ここからがシッキムで、この門を通るとすぐにシッキムの事務所があり、ここで入国許可証をもらわなければいけません。

料金は無料で、パスポートとパスポートサイズの写真2枚と滞在日数を記入して、入国許可証をもらいます。シッキムを出る際にその入国許可書をまた、事務所に返します。

だから、ここシッキムはインドですが、システムはインドと少し違うようで違う国に来た感覚でした。

ここから、ガントックの友人の家まではあと1時間かかりました。友人のお父さんに感謝です! ガントックは、山の高台に家などが立ち並ぶ町です。

1975年前までの独立時代は、シッキム語ネパール語他にも沢山の言語を使用していたらしく、今はネパール語を話す人が多いですが、インドは現在、第1言語が英語なので、観光客には英語で対応してくれます。

ガントック、ダウンタウンのメイン通りにはガンジー像があり、沢山のショップが立ち並びます。 若者や、家族連れでショッピングを楽しんでいました。

ブランド商品や、シッキムやインドの民芸品、インド食器などもあり、全てが格安でした! シッキム茶葉のお店もありました。

シッキムの人達はこのシッキム茶葉で毎朝、ミルクティーを飲むらしく、友人のお母さんが毎朝作ってくれて、これがすっごく美味しかったので買って帰りました。

スポンサーリンク

オーガニック先進国?!

ガントックはオーガニックや環境保護を推奨する町で、プラスチックの買い物バッグの使用を10年以上も前に禁止されたそうです。

どこで買い物をしても、プラスチックの買い物バッグには入れず、紙のようなバッグに入れてくれます。スーパーマーケットが無く、毎週末に開かれるマーケットで、食材を買います。

その売られる食材は、農家の方達が、毎週末に自信の農家からダウンタウンのマーケット市場まで運んで来ます。全てオーガニック食材です。現地の人達は、新鮮な食材を毎日食べています。

信仰宗教が多い国インド

インドでは沢山の様々な宗教を進行しています。ガントックでは、主にヒンドゥー教と仏教の
修道院やお寺が沢山あります。こちらはチベット仏教の修道院です。

ガントックでは、インド料理ではなく、ネパール料理を食べます。日本食に似ていて、お米をメインに肉料理魚の揚げ物ダルというスープをお皿に混ぜ、手で食べます。

友人曰く、手で食べたほうが美味しいそうです。(笑)他にもモモという蒸し餃子や豚まんなどもあり、どれもすごく美味しいです! インドなので、やっぱりガントックの人達も激辛を好みます!!

最後に

ガントックは日本の様に、道路が全く舗装されていません。 私たち日本人が日本で住み慣れた便利な所ではありませんが、ガントックの人達たちはみんなすごく人を想い、人に優しく、家族を愛し、互いに支えあっていました。 よそ者の私を大変歓迎してくれ、沢山お世話してくれました! 遠い場所ではありますが、機会があれば、ぜひおすすめする所です!!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする