秋の紅葉が綺麗なバンクーバーでは、コロナウィルス後少しずつ普段の生活に戻りつつありましたが、新規感染者数が日に日に増えていることからブリティッシュコロンビア州はコロナウィルスに関する新しい発表を出されました。
自粛を促されていた先月末のハロウィーンにはバンクーバーのダウンタウンに例年通りの仮装した大勢の人々が集まりました。
このニュースには自粛していた多くの方々が驚きました。さすがにこの日はダウンタウンで経営するレストランも自ら閉鎖することを考えるほど恐怖を感じたようです。
少し落ち着きを取り戻していたコロナウィルスの新規感染者数はハロウィン後上がり、1日で約300人~500人以上の感染者が連日確認されています。
このような状況を受けブリティッシュコロンビア州保健省は、11月7日~23日までの2週間の一部自粛を発表されました。
- 一緒に暮らしている人以外との集まりを禁止
- 屋内ヨガ、ダンス、ジムなどのグループで行う運動の禁止
- パーティーバスやリムジンバスの運行禁止
- セイフティープランが順守できないレストランはテイクアウトのみの営業
- バンクーバー・コースタルヘルスとフレイザー・ヘルスの管轄地域への出入りは必要不可欠のみ
この発表に伴い、いつも通っているジムから早速2週間の閉鎖のお知らせがメールで届きました。ヨーロッパの方では再びロックダウンになっているようですが、バンクーバーでは今のところないようです。
ニュースなどでは見たり聞いたりするコロナウィルスへの感染者ですが、実際に身近で感染したという声をこれまでは聞きませんでした。
職場で「コロナウィルスは本当なのか?」という話題にもなったりしていましたが「職場の人がコロナウィルスに感染した」や「子供の学校で感染者が出た」など感染する人がどんどん自身に近づいて来ていると感じられるようになってきました。
カナダ政府は、2020年11月21日から航空便の利用者に最終目的地がカナダの場合「ArriveCAN」の提出を新たに義務付ける旨を発表されました。
ArriveCANは、
1)渡航先及び連絡先に関する情報
2)自己隔離プラン
3)新型コロナウィルスの感染症状に関する自己診断
を、飛行機搭乗48時間前以内に入力して提出しArriveCANのレシートを入国管理官に提出する事を義務化。従わなかった場合には、CAD $1,000の罰金が科せられる可能性があるようです。
先月末にハワイからバンクーバーに戻ってきた知人は、空港に到着し自分で電車で家に帰り2週間の自粛をしていました。食事を友人や職場の同僚に運んでもらったりしていたそうです。
2週間の自粛中に一度、自粛の確認の電話があったそうです。きちんとしていますね!知人は2週間の自粛期間を終え、職場に戻っています。
コロナウィルスとの生活にも慣れてはきましたが、これまでとは違う何かと制限された生活にも嫌気が差しますよね?感染者は増えてはいるもののバンクーバーではそれぞれが気を使い合っているようにも感じます。
スカイトレイン(電車)では朝と夕方のラッシュ時の利用者数が増えていますが、座席には一人しか座らない、他社との距離を取って立つなど暗黙のルールに従っています。
座席の隣に座るときは声をかけてから座る利用者もいます。日本ではないのに凄いですよね!
バンクーバーではマスクをする環境作りを積極的に行っているということもありますが、マスクをしている人々がほとんどですし、世界的に見てもコロナに関する規則を守っている方ではないかと思います。ハロウィンのニュースには驚きましたが(笑)
このような状況でも日の移り変わりは早く、今年もあと2カ月!今年は特に早いですよね!バンクーバーでは紅葉がとても綺麗です。
▼公園では野生の動物が例年より生き生きとしているように感じます(笑)
コロナ生活に慣れては来ていますが、海外旅行に行けなかったりバンクーバー旅行をずっと楽しみにしている方など我慢の期間が長くなりますね。旅行に行けるのは一体いつになるのかな?と考えても仕方ない事ばかり考えてしまう毎日です。気長に今できることをするしかないですね(笑)